2008年04月16日 09時00分

社会人の相談したい人物像、お笑い出身者に学ぶ!?


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1位の島田紳助[08年2月撮影]


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3位の北野武[08年3月撮影]

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 4月になって新社会人としての生活がスタートし、社会人ならではの新たな悩みや心配事が生まれるかもしれない。親や友達、会社の上司などに相談することもあると思うが、もし仕事の相談をするならどんな人物にしたいと思うのだろうか? そこでオリコンでは20代から40代の働く男女に相談したいと思う有名人をあげてもらい傾向を探った。ランキングは人生経験が豊富そうな有名人が並ぶなか、1位【島田紳助】、2位【所ジョージ】、3位【北野武】とお笑い出身者が上位を独占。理由をみてみると社会人が相談したいと思う人物像の共通点が浮かび上がった。

 【島田紳助】は、テレビで見せる博学ぶりなどからも「人生経験が豊富だろうし、的確なアドバイスをくれそう」(東京都/30代/女性)という声が目立ち1位。その観察力や、若手お笑い芸人へのアドバイスをしているところから、「鋭いアドバイスをしてくれそうだから」(京都府/40代/男性)と思う人も少なくないよう。

 2位の【所ジョージ】にはその柔軟な発想力から、「プラスに考えられるようになりそうなアドバイスをくれそう」(埼玉県/20代/女性)、「行き詰っている自分がばかばかしくなるような解決策を言ってくれそう」(東京都/30代/男性)など、自分では思いつかないような発想で悩みを解決してくれそうと人気に。また、「おもしろおかしくアドバイスしてくれそう」(大阪府/40代/女性)など、その明るさも人気のポイントといえそう。

 そして3位の【北野武】は、「口数は少なくてもズバッと核心部分だけを言ってくれそう」(千葉県/20代/女性)、「本当のことをズバズバ言ってくれそう」(兵庫県/40代/女性)というように、なかなか日本人は厳しいことを他人に言いにくいという風潮がある中、きちんと本音をいってくれそうな人柄に人気が集まった。

 上位の3人をみてみると、アドバイスの仕方は三者三様だが、共通するのは「的確なアドバイスをもらえそう」ということ。仕事で悩んでいる時には、親身になって相談にのってくれるというよりは、問題点などをズバッと指摘してくれる、そんな人物が求められているのかもしれない。

(2008年3月27日〜3月31日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員で、会社員(事務系/技術系/その他)、公務員、経営者・役員、契約社員・派遣社員の20代、30代、40代の男女、各200人、合計1,200人にインターネット調査したもの)


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