2008年05月28日 11時00分

ビジネスパーソンの9割以上が自分のスキルに不足感

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 仕事でのピンチを切り抜けられなかったなど、自分の能力不足を実感する人も少なくないのでは? 転職サイトの『イーキャリアプラス』が、20代、30代のビジネスパーソンに、ビジネススキルに関するアンケート調査を行ったところ、9割以上の人が自分の仕事でのスキルや知識が十分ではないと感じていることがわかった。

 「自分のスキルや知識は十分に足りていると思いますか?」という質問に【十分に足りている】と答えたのはわずか9.3%のみ。62.0%が【業務で困ることはないが満足していない】と答え、また【業務で困ることがある】、【全く足りない】という人が28.8%にのぼるなど、自分の能力に満足している人はかなり少ない。

 そんな結果をふまえ、「仕事に関する専門的な知識とスキルを高めたいか?」という問いには、全体の9割弱が「高めたいと思う」と回答。そして、十分な知識やスキル習得のために「努力をしている」という人が79.1%と、多くの人が日々の努力を惜しまない現状がうかがえた。

 日常頻繁に行う学習方法としては、【インターネットで情報を収集する】、【専門サイトを見る】など、やはりインターネットの利用が目立ち、88.3%の人が学習する際にインターネットが【役立っている】と答えた。理由としては「時間を問わず学習できる」ということや「費用がかからない」など、知りたいことを即座に無料で学べることなどがあげられた。一方、従来の【専門書を読む】や【専門誌を読む】といった方法は「たまに行う」、「定期的に行う」という人が多く、書物などによる学習はオフタイムや一定の時間が取れる時に行う人が多いようだ。

 現代のビジネスパーソンは自分の現状をしっかり認識しつつ、努力も怠らないなど仕事にかける意気込みが感じられる結果となった。

■調査概要
イーキャリアプラス調べ
2008年4月25日〜27日、20代から30代のビジネスパーソン400名にアンケート調査



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