2007年07月06日 12時00分

吉本興業が新宿・歌舞伎町に進出!最大規模の劇場建設も

 大手芸能プロダクションの吉本興業が7月6日(金)、神保町にあった東京本部や関連会社14社の事務所を、新宿の旧新宿区立四谷第五小学校跡地に移転する事を発表した。同校舎内の教室で同社代表取締役社長・吉野伊佐男氏と中山弘子新宿区長、喜兵衛プロジェクト代表・新村雅彦氏が会見を行った。

 歌舞伎町を安心して楽しめる町へと再生する『歌舞伎町ルネッサンス事業』の一環として、町の創始者にちなんだ『喜兵衛プロジェクト』が大衆文化の発信拠点となるよう、様々な事業者の誘致を展開。昭和7年に設立された同学校の歴史に加え、大衆文化の振興と娯楽の発達のために今回、吉本興業が新宿への本格的な進出を決めた。

 同校はモダンな造りで建設当時は最新式の設備を施し、あの「地球は青かった」で御馴染みのガガーリン氏も訪れた由緒ある場所。総工費8億円以上をかけ、電気設備や空調など最低限の修復工事を行い、来年4月お披露目予定。

 また、新宿に1000人の集客を可能にする劇場の建設プランを報告。実現すれば大阪のなんば花月劇場の870席を越える大規模な劇場誕生となる。なお、明日7日(土)には神保町・花月もオープンする。

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